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みんつなの支援について

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震災発生直後の活動

 2011年3月11日、東日本を震撼させた大震災から早くも2年の月日が経とうとしております。NPOみんつなは、震災発生直後の3月12日、有志が集まり、被災地域に向けて、出来る支援をしようということで結成されました。実際に現地に赴くメンバーの他に、全国各地で募金活動や、震災被害を伝える活動をする仲間に支えられ、2011年3月から8月中旬まで、岩手県陸前高田市にて緊急支援を行いました。避難所の調査、支援物資の供給、内外への情報発信、ボランティア派遣、写真洗浄など、詳しい活動は2011年度活動にて報告しております。

 

中長期支援へのシフト

 小規模な団体故、現地スタッフへの負担が大きくなりすぎたこと、また、今後の地域再生に向け、外部からの支援のみに注力するのではなく、その地域内で生まれた活動に対しての支援を行うことが必要不可欠であるとの判断のうえ、震災発生から5ヶ月後には現地常駐スタッフの撤退、ボランティアコーディネート活動の中止を決定し、代わりに地域の小規模な支援団体、活動に対しての助成金支援活動を開始しました。詳しい活動は2012年度活動にて報告しております。

 

みんつな助成金支援-小規模地域活動、団体への支援-

 現在被災地域では様々な地域活動が再開、もしくは新規に始まっております。そのような活動の中には、十分な資金を調達することが難しく、主に行政からの助成金によって活動を行なっているところが数多くあります。ところが、そういった行政からの助成金は、申請するための手続きが複雑であったり、また、対象となる活動、組織に制限があったりすることが多いのが実情です。数人規模で地域のために活動している団体などは、その助成金の申請自体が大きな負担となり、本来の業務を圧迫してしまいます。結局申請も出来ずに、もしくは申請しても通らなかった団体は、活動をしている人々自身の手弁当で活動を行なわざるを得なく、継続が難しくなっております。また、助成金が沿岸地域の活動に集中的に配布される状況となったため、内陸にて細々と地域支援をしていた団体の助成金が打ち切りとなり、活動の継続が困難となったケースもあります。そういった団体は、まず把握することが難しく(活動自体で手一杯のため、支援が必要であるとの声を上げることも中々できない)、日本中、世界中から集められた募金がそのような方々の手に届くことはまずありません。NPOみんつなでは、みなさまから頂いた募金を、そのような団体に「再配分」することで、地域再生への助成金とさせて頂ければと思い活動しています。

※2012年3月末まで、写真教室や修学旅行写真費用負担など、教育現場における単発の支援も継続しておりました。その詳細は別途活動報告にて述べさせて頂きます。今後も場合に応じて、単発プロジェクト支援も行う可能性があります。2013年度の活動につきましては2013年度予定を御覧ください。

 

活動終了時期について

 NPOみんつなでは、設立当初から、目標活動期間を2014年3月11日までと定めておりました。そのため、現在は募金の受付をしておりません。現在預からせて頂いている皆様からの募金は2014年3月11日の時点で全て使い切る予定です。それ以降の活動につきましては、NPOみんつなのメンバーそれぞれの立場から、これまで頂いてきたご縁を大切に、個々人に出来ることを行なっていく所存です。NPOみんつなの活動についての疑問、質問などありましたらFAQ・お問い合わせのページを参照下さい。

 

 

 
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